事例
SCSKのクラウド導入事例を
ご紹介します。


リユース蓄電池性能データを活用した
再生可能エネルギーの安定化へ
住友商事株式会社 様
業種:卸売業
- GoogleCloud
- 分析基盤
- 移行支援
背景
住友商事様は蓄電池の劣化監視をいち早く手掛け、監視データの蓄積に取り組んできました。蓄積した監視データを複数の切り口で分析し、蓄電池事業を共同で運用するステークホルダーに共有するためには、データ活用基盤の整備が急務で、 Google Cloud の活用を検討していました。
課題
- データ活用基盤の整備が急務だった
解決
住友商事大型蓄電池事業基盤に Google Cloud™ を導入
解決01
現行監視環境を Google Cloud へ短期間で移行を実現
システム全体構想策定、事前移行検証、および移行ツールを用いた移行作業実施することで、
短期間での移行による作業コスト削減、専用ツールによる安全かつ効率的な移行を実現。
解決02
データ分析基盤の実装(BigQuery™)
データ分析基盤として「 BigQuery 」を採用することで、膨大な蓄電池性能監視データに対して、費用対効果に優れ、ユーザがデータ活用に集中できるデータ基盤・高性能分析基盤の整備。
解決03
データ分析基盤をリアルタイムに見るBIツールの導入(Looker™)
BI分析プラットフォームである「 Looker 」を採用することで、社内だけでなく、社外のステークホルダーに対してもデータガバナンスを担保しつつ、データを開示し、自社ビジネスを加速させる「External BI」を実現。関係者が分析データを共有し、活用できる環境を提供し、蓄電池性能アップや需要向上に寄与。
利用イメージ

今後の展望
「大規模蓄電池事業」基盤の構築を目指す
住友商事様のゼロエミッション・ソリューション事業部は、再生エネルギー大量導入で生じる電力ネットワークの課題を見据え、「大規模蓄電池事業」基盤の構築を目指しています。この事業の継続的な運営には、過去データの分析を基とした蓄電池の劣化予測が重要となります。SCSKは、過去データを用いた多様な分析に「 Looker 」の利活用を支援すると共に、「 BigQuery 」の機械学習機能を用いた予測分析手法の高度化を進めていきます。