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SCSKの3つの強み02最適な"基盤" を構築する「分析力 × 構築力」

DXの根幹を支える"基盤"の重要性

DXのテーマとして、データ活用や価値創造に関する議論が頻繁に行われていますが、実際にはもっと手前の段階でつまずくケースが頻発しています。それは"基盤" の構築です。
そもそもデータ活用では、活用するデータが適切な形で存在している必要があり、膨大なデータを収集・管理可能な"基盤"があって初めて成り立ちます。DXを推進するにあたっては、こうした"基盤"が後々の足枷とならないように前もって整備しておくことが重要になります。
では、DXの推進に必要な"基盤" とは、どのようなものでしょうか。

DXは2つの"基盤"が支えている

DXを実現するには、以下の2つの"基盤" が欠かせません。そのどちらか1つが欠けただけでもDXの推進は困難になります。

①ITインフラ

ITインフラは、よく「社会インフラ」に例えられます。社会インフラとは電気・水道・ガス・交通など生活する上で必要不可欠なもの。一方、ITインフラはサーバー系やネットワーク系、セキュリティ系やデータベースなどシステム運用の土台となるもので、DXの推進において社会インフラと同様の重要性があります。
ITインフラは、利用者の目に見えにくいこともあり、「あって当たり前」「出来て当たり前」と考えている人も少なくありません。しかし、ITインフラが脆弱であれば、データ活用どころか、安心してデータを管理することすらできないのです。ITインフラの整備こそがDX推進のスタート地点と言えるでしょう。

②分析基盤

ITインフラと同様に重要なのが「分析基盤」です。DXではデータ活用にばかり目を向けがちですが、分析基盤はそのベースとなるデータを収集・蓄積し、分析が行える仕組みを提供します。

分析基盤が果たす3つの役割
分析基盤が果たす3つの役割

現在、データ活用の主眼は、社内でデータを分析し"効率化を目指す段階" から、ビジネスプロセスに関わるステークホルダーとともに"売上増大を目指す段階"へとシフトしつつあります。この背景には、昨今の技術発展によって「構造化データ」だけでなく、センサーデータや行動データ、映像・音声といった「非構造化データ」の取得が可能になり、これらのデータを活用することで新たな「価値」を生み出せるようになったことが挙げられます。
今後、企業が取得するデータはますます増大するため、最適な分析基盤の構築は企業にとって喫緊の課題となっています。

ベンダーニュートラルな立場で最適な"基盤"を構築

最近の基盤構築ではクラウド活用がスタンダードになっていますが、現行のITインフラや分析基盤のすべてをクラウド環境に移すことは稀です。どこまでをクラウドに移行し、どこまでを残すのか。そして、どのような構成で構築すべきなのか。現行の2つの"基盤"を正確に分析し、設計する必要があります。
SCSKは、AWS、Azure、Google Cloudをはじめとする移行先の環境はもちろん、移行元であるメインフレームやオフコン、クライアントサーバー、データベースにする知見も豊富に保有しています。こうした幅広い知見を活かして現行システムの現状を分析し、ベンダーニュートラルな立場で最適な"基盤"を設計・構築いたします。

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